注意
この記事は下記の記事を読んでいただくとより理解しやすいです。
こちらもぜひ読んでみてください。
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皆さん、こんにちは。FPかぴさんです。
今日は保険の3分野のうち、第1分野(死亡保障)の終身保険についてお話ししようと思います。
この記事を読んでいただければ、
- 終身保険てなに?
- 終身保険てどんな種類があるの?
という疑問が解決します!
是非読んでみてくださいね。
ちなみに今回は死亡保障3シリーズのうち後編となります。
前編の定期保険、中編の養老保険についてはこちらのブログを見てみてください。
分かりやすい「定期保険」の解説! ~なぜ保険料が安い?定期保険の種類は?~
分かりやすい「養老保険」の解説! ~満期保険金て何?養老保険の種類は?~
終身保険の仕組み
終身保険という名称は意外と聞いたことあるんじゃないでしょうか。
終身保険は一生涯、いつ亡くなっても絶対に死亡保障を受け取れるのが特徴の保険です。
基本的に「お葬式代」「教育資金」「老後の貯蓄」として用意している方が多いですね。
終身保険は死亡保障だけでなく貯蓄性を兼ね備えているので、「教育資金」としても「老後の貯蓄」としても応用できます。
ですが、終身保険の基礎が分からないと応用編が理解しにくいので、今日は終身保険の基礎的な役割である「死亡保障」部分をお話ししますね。
まずは下の図を見てください。
例えば上の図だと、30歳から60歳まで保険料を払います。保障の期間は一生涯です。
60歳までに亡くなったら、その時点であなたが決めた保障額を受け取れます。
61歳以降に亡くなったら、保険料を1円も払うことなく、保障額を受け取れます。
いつ亡くなっても絶対に保障を受け取れるんですね。
しかも亡くなった時に受け取れるお金は支払った保険料よりも多くなります。
定期保険と違い、「60歳までに死なないとお金もらえなくて損する!」みたいな焦りがありません。
これってかなり素敵なことですよね。
終身保険の注意点
定期保険と比べると保険料は高くなります。
ですので、200万~500万円くらいの保険金で「お葬式代」「教育資金」「老後の貯蓄」の保険として使われることが多いのが現状です。
またご高齢の方が加入しようとすると、保険料はかさみます。
30歳の方よりも70歳の方のほうが亡くなる率が高くなるからです。
特に50歳以降は、支払う保険料>死亡保障になることがあります。
あなたのお父様、お母様が終身保険に加入しようとしていたら、この点は要注意ですよ!
終身保険の種類
商品群は非常にシンプルで、円終身、米ドルや豪ドルなどの外貨終身のどちらかです。
円終身の場合は、保険料の支払いも、保障額の受け取りも円です。
外貨終身場合は、保険料の支払いは大抵円で、保障額の受け取りは円と外貨のどちらかを選べます。
円終身の場合受け取り金額が減ることがありませんが、外貨に比べて利回りが良くないので、お金を増やす力は弱いです。
対して外貨は、為替の影響を受けるので、受け取り金額が減る可能性がありますが、円に比べて利回りが良いので、お金を増やす力が強いです。
この辺は学資保険や老後の貯蓄の記事で合わせてお話ししますね。
ではここまでの内容をまとめようと思います。
FPかぴさんの本日のまとめ
終身保険とは
・一生涯の死亡保障。
・お葬式代や学資保険として活用されることが多い。
メリット
・いつ亡くなっても絶対に死亡保障がもらえる。
・基本的に支払い保険料より死亡保障の方が高くなるためお得。
デメリット
・保険料が高いので大きな保障を持つのは難しい。
・年齢と払い方によっては、保障額よりも保険料が高くなることも。
主な商品群
終身保険/外貨終身保険(米ドル/豪ドルなど)
「私はどのタイプの保障があっているんだろう…。」と思われた方は、こちらの記事も見てみてください。
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今日もブログをお読みいただき、ありがとうございました!
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